「ヒア アフター」


 
パリのニュースキャスター・マリー(セシル・ドゥ・フランス)は、津波に呑まれながらも九死に一生を得るが、そのとき見たビジョンが忘れられない。ロンドンの少年・マーカス(ジョージ/フランキー・マクラレン)は、不慮の事故で失った双子の兄となんとか交信したいと願っている。サンフランシスコの工場労働者・ジョージ(マット・デイモン)は、霊能力のために失いかけた人生を取り戻そうとしているが、うまくいかない。3人の運命が交錯するとき、ロンドンで小さな奇跡が起こる――
(画像とあらすじはYAHOO!映画より)
 
タイトルの「HEREAFTER」とは“来世”のこと。
クリント・イーストウッド監督作品というだけで見ようと思った映画でしたが、テーマがスピリチュアルだったので、どんな仕上がりになっているのか、興味津津でした。
物語は3人の主人公の話が並行して語られていきます。
それぞれにいい話でしたが、私が一番おもしろかったのはマット・デイモン演じるジョージのストーリー。
手に触れただけで、(その人の亡くなった近親者を通して)隠したいと思っている過去まで知ってしまう自分の能力を「呪い」と呼ぶジョージ。
霊能力者として活躍した過去を封印して生きようとするも、親しくなればなるほど隠すことは難しく、やがてどんな人とも離れてしまうことになる運命はまさに「呪い」。
そんなジョージがロンドンの街を訪れ、愛好するディケンズの記念館を訪れたり、朗読会に参加しているときの表情は、それまでの孤独なそれとは一転しており、とても印象的でした。
映画全体に、スピリチュアルなものとの適当な距離感があり、そこが素直に感動させないところでもあるのですが、逆にそういうジャンルがまったくだめな人でも「こういうことはあるかもしれない」と思わせる描写は、さすが
イーストウッド監督だなと思いました。
 

コメント

Angel

No title
来世については深く言及してなかったですね。
それがスピリチュアルな物事に対する、監督のスタンスなのかもしれません。
ジョージの孤独と苦悩には、胸塞がる思いがしました。
なので、希望を感じさせるラストは嬉しかったですね☆

KOR

No title
angelさん>タイトルのわりには、という感じでしたが、そこがイーストウッド監督のちょうど狙ったところなのでしょうね。
ジョージが料理教室の彼女と離れてしまうところや、ひとり朗読のCDを聞きながらベッドにいるシーンは切なかったです。
きっとこれまでとちがう未来が待っていると思いたいですね。

mossan

No title
来世とは言いながら、テーマは今を生きるということでしたね。マーカス兄弟のことばがこの映画のキーになってます。

のん

No title
私も興味津々・・・この手の作品はストライクゾーンです。
クリント・イーストウッドが監督? ちょっとイメージが…。
ともかくレンタル待ちです(w_-;

KOR

No title
もっさんさん>トラバありがとうございます。
最後の兄弟のエピソードは心温まるものでしたね。

KOR

No title
NONさん>お好きなジャンルの映画でした?
イーストウッド監督がこういう作品を手がけるのはちょっと意外でした。
秋ぐらいにはレンタルになってそうですね。

ruru

No title
やっぱしKORさんも見に行ってましたか!
途中まではけっこう暗めでしたけど、ハッピーエンド・・・って感じでよかったです。

KOR

No title
ruruさん>ruruさんもご覧になってたんですね。
たしかに途中まで暗かったですねぇ(^^;
ラストは原作にはなくて、監督が付け足したらしいですね。
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