よわみ

「嫁にいった娘たちに迷惑をかけるつもりはない。私が死んだら葬儀を執り行ってくれるお寺を見つけたので、そこにお金を払っておいた。これでだれにはずかしい思いをすることなく死んでいける。」
今日の訪問先でこういう話を1時間聞かされ、私が感じたのは、
「ああ、この人は本当は自分の面倒を娘たちにみてほしいんだな。だから意地張ってがんばっていることを認めてもらいたくて、赤の他人の私にこういう話をしてるんだろうな」
ということでした。
お金も社会的な地位もある人なのに、意地張ってるばかりに孤独を背負わなければならないこと。
弱味をみせないがゆえに、尊敬はされても愛されないであろうこと。
自分の人生観とリンクするところもあり、なんだかしみじみと感じ入りました。

コメント

非公開コメント

プロフィール

kor2019

YAHOO!ブログから引っ越してきました。

月別アーカイブ