探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて (東川篤哉)/幻冬舎


 
 
あらすじ:「なんでも屋タチバナ」の経営者にして唯一の従業員である橘良太。ある日、彼の元に子守りの依頼
が舞い込んでくる。待ち受けていたのは不思議の国のアリスにそっくりの格好をした10歳の女の子、有紗。
世界的な名探偵を両親に持つ彼女は、自身も一人前の探偵と任じており、良太を助手扱いして、次々と難事件に首を突っ込んでいくのであった。
 
東川さん、どんどん新しい探偵キャラを作ってますけど、だいじょうぶなんでしょうか?(^^;
今回は10歳の少女、有紗。
大人顔負けの推理力とキック力を持つ小学四年生です。
単なるかわいくないお子様になりそうなところですが、推理がまちがっていたり、大人につめよられると泣き出すところがウィークポイントでありチャームポイント。
短編集なのでトリックはそんなに「すごい!」と唸らされるものはなかったですけど、ちりばめられた小ネタが楽しかったです。
主人公の良太が前職をクビになったのが「京大生協プリン事件」だったり、有紗の父や母が現在依頼されている事件というのがミステリーの名作がモデルになっていたり。
良太が地面に計算式を書きながら「レベルの低いガリレオ先生みたい」と自嘲するところも笑えました。
地元ネタも豊富なようなので、土地勘のある人だとより一層楽しめることと思います。

コメント

きまりと

No title
アリスそっくりの格好の10歳の少女が探偵さんとなんでも屋の従業員良太、もうキャラからして面白そう(笑)
KORさんの記事を読んだだけでイメージが湧きました♪
読みやすそうだし面白そうですね!

KOR

No title
> きまりとさん
キャラクターがわかりやすくておもしろいところが東川作品のいいところだと思います。軽いけど本格ミステリーなので侮れませんよ(笑)。

べる

No title
まさしく地元ネタに小躍りした私です(笑)。細かい所にくすりと笑える要素が散りばめられていて、東川さんらしいユーモアミステリでしたね。
しかし、ほんと次から次へと新キャラを出して来ますね。それが全部シリーズ化したら、毎月のように本が出ちゃいそうです(笑)。連載いくつ抱えてるんでしょうね^^;

KOR

No title
> belarbreさん
ちょっとうらやましいです(笑)。量産してトリックやシチュエーションに「どこかで見たような」ということが増えてきたのが心配ですが、とりあえずコンスタントに作品が読めるのは嬉しいし、ありがたいですね。
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