スマイリング! 岩熊自転車 関口俊太 (土橋章宏)/中央公論新社




あらすじ:函館市内の中学校に通う関口俊太は、ロードバイクに憧れていた。だが、父は失踪。
母は水商売で、お金も愛情にも恵まれていない。そんな俊太を憐れみ、あるいはからかう
同級生たち。だが、岩熊自転車の店長との出会いが、俊太の生き方を変えることに‥‥。
(Amazon内容紹介より抜粋)

べるさんの紹介で読んだ1冊。
読み終えるまで気づきませんでしたが、「超高速! 参勤交代」の著者ですね。どおりで
ストーリーが盛り上がると思いました。
ネットのレビューを見ると、自転車やレースに詳しい人からはツッコミを受けまくっている
ようですが、幸いにしてどちらにも疎いので(笑)大いに楽しめました。
持たざる者として、進学も、友情も、最終的には母親の愛情もあきらめている主人公の姿に
胸が痛んだのですが、そんな彼が自分用にカスタマイズされた自転車と、そこに込められた
岩熊の想いによって強くなっていく姿は、逆に胸が熱くなりました。
母親は残念な人なのですが、主人公のまわりの大人に、抱えている痛みや苦しみに気づいて
あげられる人たちがいて本当によかったなと。
クライマックスのレースシーンは、(さすがに自転車に疎い私でも)ちょっと無理あるかな~
とは思いましたが(笑)でもスカッとする結末でよかったです。
自転車の速さの表現を読んでいると、こういうバイクに乗ってそのスピードを体感してみたくなりました。きっと通勤時間が10分縮まるだろうな(笑)。

コメント

べる

No title
楽しまれたようで良かったです~。自転車って、ロードレース用とかのやつだと全然乗り心地が違うんですって。スピードも違うらしいですし。一度ハマるとやばいみたいですよね。私も、終盤の展開はさすがにご都合主義だろ~とツッコミたくなりました(苦笑)。でも、俊太が体張って頑張る姿に胸が熱くなりましたね~。

KOR

No title
> べるさん
いい本を紹介していただいてよかったです♪ へー、やっぱりちがうんですねぇ。一度知ったら戻れない世界なのかと思うとちょっと怖い(笑)。最後のレースは、俊太のがんばりと人への優しさがぐっときましたね~。TBもありがとうございます。
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