革命のファンファーレ (西野亮廣)/幻冬舎




読書の日に取り上げるのは、芸人にして絵本作家でもある西野さんが書かれた本書。
なかなか刺激を受ける内容でした。
一番おもしろかったのが、絵本『えんとつ町のプペル』を31万部売った手法の解説。
西野さんは本の内容をネットに無料で公開して、クリエイターから非難を浴びましたが、それらへの反論として、
「どの親も、こどもに何度も読み聞かせる絵本は慎重に選びたい。だから本屋で最後まで読んでから買う。
ネタバレがあたりまえ」と語っていたのはすごく納得。
そして「いそがしいお母さんは絵本を吟味している時間がない。だから自分がこどものころ読んだ本をまた買う。結果、本屋の本棚には何年経っても同じタイトルが並び続け、新規参入がない」と分析していたのはなるほどと思いました。
また、普通なら嫌がるアンチの存在を、「自分のお金と時間をいっさい使わず、話題にしてくれてるありがたい
存在」と評したり、絵本の個展用に数百万かけて作った作品を貸し出す際、「盗まれたらどうするんですか」と
心配する社員に、「盗まれたら最高。何回もニュースでお茶の間に絵本の映像が流れて、すごい宣伝効果」と
いうところは現代的だなぁと唸らされました。
買い手心理の分析もめちゃくちゃ鋭く、なにかを売る仕事に就いている人にはヒントがいっぱい詰まっている
本でした。

コメント

きまりと

No title
私も絵本は大好きで買ってしまいます。かなり持っている方だと思います。
西野さんのおっしゃること、なるほどと考えさせらました。
でも本屋さんの本棚にずっと並んでいる同じタイトルの絵本は、やっぱりベストセラーで確かにいい絵本も揃っているのも事実。
職場の絵本の本棚は人気のある絵本ほど、子どもの手に取られてボロボロになっていますよ~。

KOR

No title
> きまりとさん
絵本て古びないですものね。自分も昔読んだ絵本はよく覚えてます。こどもは正直ですから、話題性とか関係ありませんし(笑)。現代の絵本作家は不朽の名作と同じ条件で勝負しなきゃならないので、なかなかたいへんでしょうね^^;。
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