「イエスタデイ」



監督:ダニー・ボイル 脚本:リチャード・カーティス 音楽:ダニエル・ペンバートン

この映画、アニメやライトノベルでおなじみ異世界転生ものなんだと思います。
つまり、平凡な主人公が異世界(この場合はビートルズがないもうひとつの世界)に行き、取るに足りない特技(ビートルズの曲が演奏できる)がその世界では特別な能力で、自分は何も変わっていないのに特別な扱いを受けるようになる、というお話。
だからこそ細部の設定はふわっとしているし、主人公も「世界を元に戻さないと!」なんてことは少しも考えません。でもそれをやったら窮屈な映画になったと思うので、これで良かったと思います。
ミュージシャンのエド・シーランが本人役で出演したり、予告編にはちっとも出てこないロバート・カーライルが意外な役で登場したりと、見どころはいろいろありますが、一番は主人公とヒロインの恋愛ドラマ。
主人公がおそろしいくらい鈍感で、いつも自分の隣にいた美人で献身的な幼馴染みが、自分のことを好きだということにまったく気づいていないというのもラノベっぽいところかもしれません(笑)。
落語っぽいところもあって、主人公の相棒はまるっきり落語の与太郎ですし、名曲「レット・イット・ビー」を家族に聴かせようとするたびに必ず邪魔が入るシーンなんていかにもくすぐりっぽくて笑えました。

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