君に読ませたいミステリがあるんだ (東川篤哉)/実業之日本社

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鯉ヶ窪学園第二文芸部の部長にして唯一の部員である水崎アンナからなぜか見込まれた語り手の「僕」。季節ごとに部長から読むように半ば強要されたのは、“水咲アンナ”を主人公とする自作の学園ミステリだった、というストーリー。
こういう設定にすることで、ひとつの学校で殺人などの物騒な事件が連続して起こる不自然さが解消されますし、多少不備のあるトリックでも語り手がつっこむことでギャグのシーンできるというメリットもあります。
逆に「どうせ不備のあるトリックなんでしょ」という気分になってしまって、読むのに気合が入らないというデメリットもあるかもしれません。
全部で5編収録されていますが、私は砲丸を使ったトリックが一番おもしろかったです。(ちょうどそういう動画を見たところだったので。)
最後に水崎がなぜ「僕」にミステリを読ませたかったのかがわかりますが、理由も、それを聞いたときの「僕」の反応も「ええ?」というのが正直な気持ちでした…(笑)。

コメント

べる

でしょでしょ?ラストのアレは唖然としますよね。
『僕』の反応、酷すぎませんか?受け入れられないにしても、
もうちょっと違う反応できるでしょ!とツッコミたくなりましたもん^^;
一作目読ませた時点から最後を考えていないと成立しない訳で、先輩は
いつから『僕』のことをそう思っていたのか、そこが一番謎でした
(ひと目○○ってやつだった???)。

KOR

>べるさん
おもしろいオチでしたけど、いろいろな意味で問題ありでしたね(^_^;)。
水﨑目線でこの話を読むと、書いた作品は批判されるし、最後にはあれだしで、さすがにかわいそうになります(^_^;)。
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